初めてのイヤイヤ期の乗り越え方!イヤイヤ期は大事な〇〇だった!?

子育てを楽しむ

こんにちは、透華ママ〈とうかママ〉です☆

我が子が随分と大きくなり、昔の写真が懐かしくて振り返ることが多くなってきた今日この頃です。

「そういえば、イヤイヤ期ってあったなあ」なんて思ったり、「今もイヤイヤ期と変わらないか」と笑えることもありますが、初めての育児で直面するイヤイヤ期は本当につらかったです。

もともと、赤ちゃんは早ければ1歳ごろから表情や行動で”イヤっ”と表現し始めます。表現の程度には個人差もあるので、イヤイヤが強い子もいれば穏やかな子ももちろんいます。

しかし、このイヤイヤ期は赤ちゃんにとってはたくましい子どもへと成長していくための大事なステップになるのです!

今回は、1歳ごろから始まるイヤイヤ期の乗り越え方を考えていきたいと思います。

「なんでイヤイヤ期が大事なの?」

その理由と対処法を知っておくことで、大人の気持ちもずいぶん楽になるはずです☆

イヤイヤ期が起きる原因って?

乳児のころは、何をしてもかわいらしいですよね。

透華ママも、子どもが0歳児の時はおならやあくびをしているだけで騒いでスマホを向けていましたね(笑)

でも、子どもも成長してくれば自分の気持ちが生まれてきます。親の「してほしいこと」と子供の「やりたいこと」が一致しないため、お互いにストレスを感じるようになり「時間通りにいかない!」ばどと、いらだちと不安の連続になります。

イライラ期なんてなければいいのに。

と思うこともありますが、子どもの成長にはとても大切な時期。

そもそも、イヤイヤ期ってなんで起きるの?

結論から言うと、イヤイヤ期は「脳の発達がまだ整っていいない状態だから起きる」のです。

人の感情や意思決定、社会的判断といったものは脳の前頭前野(脳の前側=おでこの奥のあたりの部分)でコントロールされています。

これらは、3歳から思春期にかけてゆっくりと発達していくと言われているのですが、1~2歳はもちろんこの部分が未発達な時期です。

ということは、1~2歳児は感情のコントロールが苦手で、かつ言葉の発達も未熟なので「やりたいのにできない→言葉にならない→嫌!!」と爆発してしまう。

これが、1歳ごろから始まるイヤイヤ期の原因ですね。

イヤイヤ期がもたらす成長のメリット

脳の未発達の影響でイヤイヤ期が始まるのはわかったものの、どんな成長のチャンスが隠れているんでしょうか?

イヤイヤ期がもたらすメリットをまとめてみました!

「自分の意思を持つ力」を育てることができる

今までは、「ママの言う通り」にしていたことでも、イヤイヤ期を通して脳の発達をし始めると「自分で決めたい!」という意思を表現するようになります。

お風呂に入りたくない、服や靴は自分で選びたい ―――

など、親の思い通りにいかないことが増えてきます。一見それは”反抗”的に見えてしまいますが、実はそうではなく子どもの”自己決定”という意思の芽生えなのです!

この経験が、のちの自己主張や判断力へとつながる大切な過程なのです。

「感情を理解して整理する練習」ができる

先ほども話しましたが、1~2歳児の脳はまだ未発達。

感情のコントロールは難しいのです。さらに、言葉も十分に発達しているわけではないので、自分の感情を表現するのがとにかく難しい!

そのため、まず「泣いて」「怒って」感情を表しています。

受け止める側としては、なぜ泣いているのか。なぜ怒ったのかがわからずついイライラしてしまいますが…。

それでも、その行動に対してパパママなどの大人たちが「嫌だったね」「悲しかったね」と気持ちを代弁し受け止めることで、子どもは少しずつですが”怒り”や”悲しみ”といった感情を整理できるようになります。

これらの積み重ねが、感情コントロールの土台になるのです。

「親子の信頼関係の構築」が深まる

実は、イヤイヤ期は親がどれだけ受け止めてくれるかを子どもが試している時期ともいわれています。

というのも、イヤイヤ期のいわゆる「わがまま」「甘え」「拒否」につながる行動は、心理学的には「愛着行動」と呼ばれており、子どもは感情が揺れる(=不安・怒り・寂しさ等)時に”安心できる人”を確認するために行動する(=泣く・反発する)のです。

例えば…

・泣いて反発しても、最終的にはママが抱っこしてくれる

・怒っても、そのあとはまた笑ってくれる

といった「再接近の経験」を繰り返すことで、「この人は自分を見放さない」「信頼できる存在だ」と感じるのです。

ただ、「私は受け止めなかった」と落ち込んでしまう方はいませんか?

大丈夫。私もほぼ受け止められていません!受け止められなかった日があっても大丈夫です!

親子の信頼関係はたった1回・一瞬で決まる者ではなく、日々の積み重ねと言われています。

イギリスの小児精神科医ウィニコットが「十分に良い親」という考え方を提唱しています。これは、「親は完璧でなくていい。だいたい十分であればいい」というもの。

子どもは、常に完璧に受け止めてもらうよりも、

  • 怒られて泣いた後に、もう一度抱きしめてもらえる
  • パパママと喧嘩したけど、次の日には笑顔に戻れる

といった「修復の経験」も大切なのです。

だから、怒ってしまっても後から抱きしめて「ごめんね」と「大好きだよ」を伝えてあげると子どもも安心します。

こうして、親子の信頼関係が強くなっていくのです。

イヤイヤ期を乗り越えるための親の心構え

イヤイヤ期は、子どもだけでなく親にとっても「心の成長期間」。
毎日が試行錯誤で、うまくいかないことの方が多いですよね。
でも、完璧に受け止める必要はありません。

大切なのは、

「今日は怒っちゃったけど、明日はまた笑って始めよう」
という気持ちでいること。

イヤイヤ期は、子どもが“自分を試す時期”であると同時に、親が“自分の感情と向き合う練習”をする時期でもあります。

私も何度もイライラしては落ち込み、寝顔を見て反省して……の繰り返しでした。
でも、そのたびに「この子と一緒に成長しているんだ」と思えたことで、
少しずつ心に余裕が生まれました。

無理に“良い親”を目指さなくていい。
“ちゃんと悩んでる親”であることが、すでに優しさなんです。

焦らず、比べず、
「今日はちょっとだけ頑張った」で十分◎です。


まとめ|イヤイヤ期は「自分で生きる力」を育てる時間

イヤイヤ期は、“ただ大変な時期”ではなく、子どもが自分の意志を持ち、感情を学び、
そして親子の信頼関係を深めていく成長のプロセスです。

  • 泣くのも反発するのも、自分の気持ちを知る練習
  • 親を困らせるのも、安心を確かめるサイン
  • イライラしたあとに仲直りできるのも、信頼の積み重ね

イヤイヤ期は、親も子も一緒に人として成長していく時間。
“思い通りにならない毎日”の中にこそ、子どもの「生きる力」と、親の「包み込む力」が育っています!

今日のイヤイヤも、未来の「自分でできた!」につながる。
そう思えたら、少し心が軽くなりますよね☺️

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