
「平日は仕事に家事に育児で、毎日があっという間に終わる」
「自分の時間なんてどこにもない」
そんなふうに感じていませんか?
共働き家庭では、夫婦それぞれが仕事を持ちながら家事・育児も同時進行。気づけば朝から晩まで動き続けて、疲れて寝るだけの生活になりがちです。
でも少し工夫をするだけで、1日30分〜1時間の余白を作り出すことは可能です。
この記事では、共働き夫婦が現実的に取り入れやすい「時間の作り方」を、共感とともに具体的にご紹介します。
なぜ共働きは時間が足りないのか
まずは「時間が足りない」と感じる原因を整理しましょう。
- 家事・育児の負担が偏っている
片方に負担が集中すると、不満も溜まりやすく効率も悪くなります。 - 完璧を目指しすぎる
料理は手作り、掃除は毎日、洗濯は必ず畳む…そんな完璧を目指すほど、時間は消えていきがちです。 - 仕組み化がされていない
家事や育児の流れが場当たり的で、「毎回考える時間」があると時間ロスに繋がっています。
まずはこの3つを解消できれば、驚くほど時間が浮きます。
共働き夫婦が時間を作り出す実践アイデア
家事は「減らす」「分担する」「自動化する」
①減らす:「毎日」頑張っている家事を、「数日に1回」に変えてみませんか?
掃除は毎日じゃなく、週に数回でもOK。食器も朝は下洗いして、夜の食器とまとめて洗う。
毎回やっている家事を見返して、頻度を減らせるものは思い切って減らしてみましょう。
②分担する:家事のほとんどを1人でこなそうとしていませんか?
1人でやれば、かなりの時間がかかってしまいます。
まずは、ゴミ出しは夫。洗濯物干しは妻…と項目ごとに「担当制」にするとタスクが減って気持ちも楽になります。
ただし、相手の担当している家事に完璧は求めないようにしましょう。「出来てないじゃない!」はケンカの原因になります。よっぽどのことがなければ、「してくれてありがとう」と流すのがベストです。
③自動化する:食洗機・乾燥機・ロボット掃除機を導入してみませんか?
高いしなんか勿体無い…と思いがちですが、これらは「時短家電」でもあり「時間を買う投資」にもなります。
初期費用はかかっても、毎日30分浮けば年間180時間以上の自由時間につながりますよ。
料理は「時短・作り置き・買う」を組み合わせる
①メニューを固定して悩む時間をカット:「平日はカレー・丼・パスタなど簡単料理」と決めてしまう。
迷わないことが最大の時短テクです!
②作り置き&冷凍活用:休みの日にに副菜を数品仕込んだり、余った野菜は全部冷凍ストックできるように変えてみてはどうでしょう?
冷凍のきのこミックスは便利です!
③買うのも選択肢:惣菜やミールキットを「疲れた日の味方」として考えませんか?
無理に全部自炊しなくてもOKです。「買っても良いや」の気持ちが、ゆとりを生み出します。
朝の行動をルーティン化
朝は一日の始まりであり、もっともバタバタしやすい時間です。
特に、共働きとなると出勤前に子供を起こして・ご飯作って・食べさせて…と多くのことをこなさなければいけません。
そんな時…

朝ごはんは、何作ろう…
食べさせた後は何から準備しよう…
と悩むことはありませんか?実は悩むことで時間をロスしていることが多いです。しかも、時間に追われてストレスを感じることも。
そんな時は、
①朝にやること、夜にやることを明確にする
②朝ごはんは、簡単なメニューをローテーションで作る
③子供(や大人)の準備物はリスト化する
と考える時間も減り、動作の効率化や習慣化を図ることができるようになります。
「やめること」を決める
時間を作り出す最大のコツは、頑張ることを減らす勇気です。
冒頭付近でも話したように、「毎食後の洗い物」や、「毎日の掃除機がけ」など溜まっていても気にならなければまとめて片付けるのも手です。
「清潔・健康に直結するもの」を優先し、それ以外は「まとめて・省略して・自動化」すると良いでしょう。
「やらなくても死なない家事」から削ると、気持ちにも時間にもぐっと余裕ができます。
実際にできる「1日30分の時間を生む工夫」まとめ
- 減らせる家事の見直し
- 食洗機や乾燥機を導入
- 朝食を固定化 、週2回の作り置き
- 夫婦で役割を固定
- 家事の「やめるルール」を決める
これらを組み合わせれば、1日30〜60分の時間を生み出すことは十分可能です。
おわりに
共働きで「時間がない」と感じるのは、能力不足ではなく「仕組みがないから」が大きいかもしれません。
家事を減らし、分担し、自動化し、ルーティン化して、やめることを決める。
この5つを意識するだけで、時間の余裕は必ず生まれます。
浮いた時間は、夫婦の会話・子どもとの時間・自分のリフレッシュにあててください。
共働きは大変。でも工夫すれば“時間を作り出すこと”はできる。
少しずつ生活をラクに整えて、毎日にゆとりを取り戻していきましょう。

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