
こんにちは、透華ママ〈とうかママ〉です。
はじめに
「毎日仕事と子育てに追われて、自分の時間なんて1分もない」
「お金のことも不安だけど、正直どこから手をつけていいかわからない」
そんなふうに感じている共働きの子育て世帯はとても多いです。
頑張っているのに時間もお金も足りず、気持ちに余裕がなくなってしまう…。
でも大切なのは、「がんばりが足りない」のではなく 仕組みが整っていないだけ ということ。
家事や仕事のやり方、お金の流れを少し整えるだけで、毎日に余裕を生み出すことは十分可能です。
ここでは、子育て世代の共働き夫婦が「時間」と「お金」を同時に取り戻すためにできる見直しポイントを整理しました。
見直しステップ1:家事と生活リズムを整える
「やめる」と「ルーティン化」でムダを減らす
みなさんは「家事を完璧にやらなければ」という思い込みを持っていませんか?
SNSでも、きれいに片付いた家を持つ共働き家庭の暮らしを目にすることがあるかもしれません。
私も、そんなキラキラな生活にあこがれて張り切っていたこともありますが、現状は程遠いほどの散らかりよう…何度も比べては落ち込んでいました。
でも実際は、各家庭でスタイルも違うし完全にまねることは不可能だと感じました。
ごみ一つ落ちていない家を目指して、毎日すべての家事を完璧にやる必要はないのです。
頑張るのは、来客がある時だけでいい!私はそう感じましたww
- 掃除は毎日ではなく週2回で十分
- アイロンがけは「ノーアイロンシャツ」に切り替える
- 料理は「冷凍ストック」「惣菜」「ミールキット」に頼ってOK
など、自分で“やめる家事”を決めたうえで、朝や夜の流れを固定するとさらに効果的です。
- 朝は「洗濯回す→朝食→子どもの準備」など順番を決める
- 夜は「夕食→片付け→洗濯物まとめ→寝かしつけ」と流れを固める
このような「やらない家事+決まった流れ」で、一日少しの家事時間短縮といろいろ考えるストレス・忘れ物予防にもつながり、心に余裕も生まれます。
家族全員で役割分担
膨大な量になる家事を一人で抱え込むのは、そもそも大きな負担になります。
家のことは一人でするのではなく、協力を仰ぐこともポイントです。
例えば…
- ゴミ出しは夫、洗濯物たたみは妻、片付けは子ども
- ホワイトボードや家事シェアアプリで「誰が何をするか」を見える化
「また誰もしてくれない」などともやもやすることも少なくなる上に、「やってくれない」ことに目が行ってしまうことを防げ、夫婦の関係も変わりそうです。また、子どもも自然と「お手伝い習慣」を身につけられます。
私は、家族に協力を依頼するのは「家事の外注化」だと思っていますw
そして、「できてない」ところではなく、「してくれた」ことに感謝でき自分自身もネガティブな感情に包まれずに済むため楽になりました。
見直しステップ2:自分の時間は予定として組み込む
忙しい毎日の中で、自分の時間を「後回し」にすると心が持ちませんよね。
かといって、余っている所を自分の時間にしようと思っても、ついついほかの家事に充ててしまったりして結局虚無感…
それなら、自分時間は予定としてしっかり確保することが大切です!
- 「家のことを何もやらない時間」を予定に入れる
1日10分でもいいので「自分の休憩時間」をカレンダーに登録しましょう。空いたらではなく「先に取る」のがコツ。 - 小さなご褒美を設定する
一日を振り返り、「子どもや家族のために行動できた」など良い点があったときには、プチスイーツデーを作ったり一人時間を長めに設定するなど自分にご褒美を挙げてみましょう。
自分を甘やかしてあげられるのは自分だけですよ! - 一人時間と夫婦時間を意識して組む
お風呂の間は一人でリラックス、週末は15分でも夫婦で会話するなど、意識的に時間を確保しましょう。
自分を大切にすることが、結果的に家族を大切にすることにつながります。
見直しステップ3:お金を整える
家計の全体を「ざっくり」でいいから把握
まずは「どこにお金が流れているか」をざっくり知るだけで十分です。
食費・光熱費・通信費・保険・教育費・娯楽費・その他など、ご自分に合った項目をピックアップし、5項目程度に分けて書き出しましょう。
細かい区分けでめんどくさくなって家計簿で疲れるより、全体像をつかむことが第一歩です。
固定費を優先して見直す
一度の見直しで毎月自動的に節約効果が出るのが固定費です。例えば、
- スマホ代:格安SIMに変えるともしかしたら月5,000円以上の節約も
- 保険料:必要以上に入っていないか確認、重複は削除を
- サブスク:ほとんど使っていないものは解約すべし
- 住宅ローン:金利の低いプランに借り換えれば大幅節約
- 光熱費:電気・ガスを比較しセット契約や新電力へ切り替え
一度見直せば、努力しなくても翌月から節約効果が出るのが固定費見直しの魅力です。1年ごとに見直してみましょう!
変動費を仕組みでコントロール
我慢ではなく仕組みで自然に減らすのがコツ。
- 食費:まとめ買い・冷凍保存・ふるさと納税を活用
- 日用品:ネットスーパーや特売日でまとめ買い、ストック過多に注意
- 交際費・レジャー費:上限を決めてその範囲で楽しむ
- 衣服費:セール買いだめではなく「必要な時に必要な分」だけ
- 飲み物・お菓子:マイボトル活用でペットボトル代を削減
無理な我慢ではなく「仕組み化」が続けられる節約につながります。

クレジット支払いに変更すると、その分ポイントもつくことがあるので、メリットに合わせて現金・クレジットの使い分けが大切!
今日からできる3つの行動
なんかちょっとめんどくさいな…
と思っていても、ほんの少し踏み出すことで案外変化が生まれたりします。まずは、今日できることを始めてみませんか?
例えば、
- 「やらない家事」をひとつ決める(例:毎日の掃除を週2回に減らす)
- 家計をざっくり5項目に書き出す(食費・光熱費・通信費・保険・その他)
- 自分の時間を10分カレンダーに入れる(「休憩」と予定登録しておく)
こんな風に、小さな一歩で十分。今日できることから始めれば、時間もお金も少しずつ余裕が生まれます。
まとめ
今回は、自分の時間と家族のお金の整え方について考えてみました。
共働き子育て世帯が「時間もお金もなくてしんどい」と感じるのは、努力不足ではなく 仕組みが整っていないことが大きいです。
- 家事は「やらないことを決めてルーティン化」し、家族で分担
- 自分時間は「予定に組み込み、ご褒美で楽しみながら確保」
- 家計は「ざっくり把握」と「固定費・変動費の見直し」で改善
といったように、まずは 「やらない家事」「家計のざっくり把握」「自分時間10分」 の3つを実行してみましょう。
今日からの小さな一歩が、数か月後には「心と生活に余裕がある自分」につながるかもしれませんよ。


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